「キリストの系図の中の女性たち」森史子牧師
創世記3章15節 / ローマの信徒への手紙5章19節 2026年9月27日
前回に続き今朝も「キリストの系図」からお話します。創世記3章でアダムとエバが神との契約を破りました。その時、神はご自分を裏切った人間を滅ぼすことをせず、逆に救いの計画を与えて下さいました。
創世記3:15「おまえと女、お前の子孫と女の子孫の間にわたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕き、お前は彼のかかとを砕く」お前の子孫とは蛇に化したサタン(反キリスト)、お前の子孫とは(イエス・キリスト)です。イエス・キリストが地上に来られ、サタンに勝利する約束がされました。神が人類へ宣言された最初の救いの約束と罪の裁きです。
神の忍耐と赦しがなければ、このキリストの系図は実現していませんでした。また、この系図には多くのメッセージが込められています。キリストの祖先一人一人の誕生には、名は記されていないが女性達の献身的支えがあります。ですから系図に名が記された4人の女性は、キリストの系図に相応しく、神の赦しを証明する存在だと言えます。
神は人間の罪(神に不従順・自己中心の性質)の解決のために、キリストを地上に遣わして全人類の救いを実現されました。系図の最後に全人類の救い主イエス・キリストが誕生されました。救いの実現のために、命を繋いだ方達に感謝します。
そして、この神の約束によるご計画に選ばれ用いられた4人の女性(タマル・ラハブ・ルツ・ウリヤの妻)の存在は、現代に生きる女性にとっても喜びと励ましになっています。
彼女達4人のうち3人は異邦人です。偶像礼拝を捧げて神が忌み嫌われていたことを平気で行う民族の中に生まれた女性です。そして、性的な罪を犯した女性も3人います。
この系図はユダヤ民族の純粋な血を表しているのではないことは、明らかです。異邦人の血が混じり、不道徳な罪と罪の汚れが明らかになった系図です。イエス・キリストは、このような人間の罪の中から生まれて下さいました。それは、罪深い人間を憐れまれて、罪人を救うためです。 何という恵みでしょう!
ローマ5:19「一人の人の不従順によって多くの人が罪人とされたように、一人の従順によって多くの人が正しい者とされるのです」
4人の女性が「正しい者」とされた様に、キリストを信じ救われた私たちも「正しい者」とされるでしょう。愛する家族は?友人は? 罪から救われますように、祈りましょう。