「神の国とは・・・」 森史子牧師

エゼキエル書17章22-24節 / ルカによる福音書13章18-21節   2026年5月17日

地球上には、約200の国があります。その国々の中でどれだけの人が、自分の国に満足しているでしょうか? 国は存在してもトップにいる人によって、満足が不満や諦めに変わってしまうことも少なくありません。 ところで、聖書には「神の国」について書かれた箇所が幾つかあります。神の国はクリスチャンにとって、希望と喜びが溢れた素晴らしい国なのです。 神の国は「神が王として支配する国」だからです。
神の支配は、天だけではなく地でも行われており、天上も地上も一体になった世界が神の国なのです。聖書は霊が天国に行って、終わりとは言っていません。天国はあくまで、神の国の一部でしかないのです。 では、神の国とはどんなところなのでしょうか?

(ルカ13:18~19) 主イエスは、神の国を「からし種とパン種」にたとえて話されました。
からし種は、非常に小さい種ですが、生長すると3メートルを越える木になり、その枝に鳥が巣を作る程だと言われました。このたとえは神の国・キリストの支配が全世界に広がるというたとえです。神の国の初めは、主イエスがガリラヤの田舎で始めた小さな宣教活動と共に始まりました。しかしそれが、やがて全世界の民族や言語の人々が神の支配の中に入る「神の国運動」に発展したのです。神の国は今も成長中。小から大への成長です。

(13:20~21)続いてパン種のたとえです。三サトンの小麦粉とは約40リットルで、かなり
大量です。そこにわずかひとつまみのパン種を混ぜると、なんと100人分以上の巨大なパンができます。パンは全世界のたとえであり、神の国はパン種に似ているのです。
このたとえは、わずかのパン種が終わりには全体に行き渡り、浸透し、広まり膨らんで、大きな影響力をもたらすということを言っています。神の国も小さいと思われても、全世界に浸透して大きな影響力をもたらすことになるのです。
神を崇める教会は、神の国に最も近い存在です。誰かのために生きる教会は、神の国に似ています。どのような時でも、私たちには神の国の希望があります。これからも神の国について聖書から分かち合っていきます。神の国の到来を楽しみに!

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